「日本史」だけど今回は「ウクライナ」

4月26日掲載の下記記事で紹介したとおり、中川学院長は、英語のほかに社会科の教員免許も保有しており、希望者対象の「受験日本史」の授業も担当しています。

学院長による受験対策授業始まる! | 湘南一ツ星高等学院 (hitotsuboshi.jp)

しかし今回に限り、「日本史」ではなく「ウクライナ」にスポットを当てた授業ならぬ学習会を行いました。

ウクライナの戦火は衰えるところを知らず、神奈川県内にも現在50名程のウクライナ避難民が滞留されているそうです。

この様な状況に至ったのは何故なのか?

「見解は人の数だけあり、簡単に正誤や善悪を決めつけられるものではない。ただ、ウクライナの件に限らず、現象には必ず経緯がある。その経緯を知れば知るほど、真相への理解がより深まり、打開策や未来に向けた教訓を得ることに繋がる可能性が増す。それが、歴史を学ぶ意義の1つである」というのも、一ツ星の歴史学習観です。

ということで、受講生には、先月の時点で、ウクライナ情勢がここへ至った「経緯」を調べるという事前課題を出していました。

また、学院長自身もGW中に、横浜市中区にある「横浜ユーラシア文化館」で開催されている「ウクライナ支援 緊急企画写真展」に足を運びました。

<ウクライナ支援 緊急企画写真展@横浜ユーラシア館>

これは、1965年にウクライナの港湾都市オデーサ市と姉妹都市提携を結んだ横浜市が、ウクライナ支援のために企画した展示会で、入場料は全額、ウクライナ避難民等の支援に充てられます。5/29(日)まで開催されていますので、関心ある方は下記をご覧ください。

横浜ユーラシア文化館 (city.yokohama.jp)

今回の学習会では、受講者が、調べた内容やこれに基づく考えを述べ、学院長も、ユーラシア館で得た情報や感想を伝えるなどして、ウクライナについて、そしてウクライナを通じて「歴史を学ぶ意義」について、意見を交換し、理解を深め合いました。

<発表の一コマ>

ウクライナ以外にも、平和には程遠い状況にある国や地域は世界に余多あります。一ツ星として出来ることはほとんど何もないけれど、元青年海外協力隊員であり、3ヵ国での居住も含め80ヵ国以上の訪問歴を有する学院長がモットーとする次の言葉を胸に、これからも職員・生徒共、少しでも世の中に貢献できるよう学びを深めていきます。

Think globally, act locally.(地球規模で思考し、足元から行動する。)