2学期が始まりました ~心ひとつにコロナを乗り越えよう!~

本日、2学期の始業式を行いました。皆、久し振りに学友と顔を合わせて嬉しそうでした♪

先ずは、今学期から転入した生徒に、学院長から入学許可証が、生徒会長から校章ピンバッジが授与。全員、新しい仲間を拍手で迎えました。

学院長の式辞の中では、学院長の友人にして一ツ星の後援者でもある熱海市在住のY氏ご夫妻から届いたお手紙が紹介されました。

Y氏ご夫妻は、本年7月3日に発生した土砂災害で、居宅も家財道具も自動車も全て流失してしまいました(この件についてはHPの「活動紹介等」の7月15日付掲載記事の中で一部紹介。1学期の締めくくりに ~学院長による「国際理解講座 ~開発支援について~」 | 湘南一ツ星高等学院 (hitotsuboshi.jp) )。

この事実を知った一ツ星の生徒は、何か自分たちに出来る事をということで、学内募金活動を行い、お見舞いの手紙をしたためてくれました。今回のY氏ご夫妻からのお手紙は、そんな一ツ星生への御礼状でした。

『・・・。あと10分脱出が遅れたら、家ごと土石流に流されていました。ある意味、拾った命です。だからこそ、命の続く限り、力一杯生きてやろうという気持ちになっています。皆さんもどうか心と体を大事にされて・・・』。

一ツ星生の想いがY氏ご夫妻に届いたのと同様、Y氏ご夫妻の想いも一ツ星生に届いたことと思います。

他には、夏休み中に学校紹介によるインターンシップやボランティアで活躍した生徒からの活動報告もありました。生徒が自主的に制作してくれた学院紹介動画の紹介もありました。皆、素晴らしい活躍・発表・内容でした。

エステサロンでのインターンシップ報告や

ビーチクリーンでの子ども向け紙芝居報告など

生徒が制作した動画の紹介も♪

それぞれの体験を知らせ合い、分かち合い、視野を広げ合うのも一ツ星流教育。そういう意味で、今回最も意味が深かったのは、夏休み中にコロナに罹患したK君からの体験談だったかも知れません。

K君は家族から感染したのですが、その経験を皆に話してもらえないかという依頼に応え、コロナ罹患がいかに苦しかったか、そして、皆には自分と同じ目に遭わないよう気を付けて欲しいという話をしてくれました。

K君、苦しかった体験を語ってくれて有難う。

長きに渡るコロナ禍で、どこか緩みがちな我々の意識を、今一度引き締めてくれる貴重な話でした。

現在も神奈川県は緊急事態宣言発令下にあり、引き続き様々な制限や留意点がありますが、全員が最大限の注意を払いながら、心を一つにしてこの難局を乗り切っていきたく思います。

以上