「人と人、心と心を繋ぐ」インクルーシブ社会の実現を目指す地域活動家 ~フロントランナー劇場 杉下由輝さん

昨年より一ツ星の教育に深く関わってくださっている杉下由輝さんのフロントランナー劇場が、とうとう開催されました。すでに多くの一ツ星生が杉下さん主催の活動にてお世話になっていることもあり、杉下さんの凄さは体感していた生徒たちですが、様々なフィールドでご活躍中の杉下さんが目指す生き方については、なかなか伺う機会がなかったこともあり、生徒たちはとても楽しみにしていました。

まず前半は、杉下さんのこれまでについてのご紹介でした。

町田ご出身の杉下さんは大学卒業後大手SEを経て藤沢市議になりました。その際には湘南フィルムコミッションの立ち上げや「江の島展望灯台ライトアップ」の募金PR活動で実行委員長として成功を収めるなど地域の盛り上げに関わります。

そしてその後は、藤沢市を中心に幅広い分野で地域活動家として活躍されております。2016年には「藤沢市みどりいっぱい市民の会」会長として秋の褒章で天皇陛下より「緑綬褒章」を受け取りました。また、近年では、全日本プロレスチャリティー大会の実行委員長も務めておられます。

そんな活動において、杉下さんが大事にされてきた思いがあります。

どんな時も「相手の目線を持って物事を見ること」そして「目的と手段をしっかり見極めて行動すること」そして「悩まないこと」。それぞれのお話を、具体例を用いてわかりやすくお話してくださいました。この信念、活動の軸がしっかりあるからこそ、多くの人から信頼されているのだということがわかります。

後半は、そんな多彩なご活動の中から、スペシャルオリンピックスと片瀬こま保存会についての話がありました。

元々はアメリカのケネディ家が始めたというスペシャルオリンピックス。知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。日本では、元内閣総理大臣細川護煕夫人である細川佳代子さんが名誉会長を務めておられます。(スペシャルオリンピックスについてはこちら)

実は細川夫人は藤沢出身ということで、杉下さんとご縁が生まれ、現在も理事として関わられております。このスペシャルオリンピックスの目的は「インクルーシブ社会の実現」。まさに杉下さんが大事にされている思いが形になっている活動です

そして、 “片瀬こま”は、昭和初期より神奈川県の湘南地域で遊ばれてきた独楽で、約100年の歴史があります。杉下さんは現在唯一の片瀬こま職人であり、保存会会長として活動されております。(片瀬こまについてはこちら)

片瀬こまの活動は、藤沢の各お祭りやイベントで体験会を開催し、皆さんに楽しんでいただいております。小さな子どもからシニアの皆さんまで幅広い年齢の皆様が繋がり、心を一つにする活動です。これもまた、「インクルーシブ社会の実現」のための手段でもありますね。

藤沢市の鈴木市長ともご縁を繋いでくださりました。

杉下さんの信念や熱い思いを感じることができた1時間半はあっという間に過ぎました。一ツ星生の感想は次の通りです。

★いつも関わってくださっている杉下さんのお話をお伺いできて嬉しかったです。とても有意義な時間をいただきました。「夢は叶うもの!」と考えて進路を考えていきたいと思います。

★杉下さんの活動に対して凄いと思いました。自分は誘われてもなかなか挑戦することができないのですが、今回の話を聞いて、新しいことにチャレンジしてみようと思いました。

★人との信頼関係を築くことの大切さを学んだ。人に伝えようとする努力100%で相手に応える努力が必要だということを教えていただいた。

★数多くの活動の軸に「何かを良くしよう、前に動かそう」という気持ちが感じられてすごい方だと思いました。

多くの一ツ星生が杉下さんの生き方に感動を覚えたようでした。自分の生き方について深く考える素晴らしい時間をいただきました。

これからも杉下さんから教えていただいたことを大切に一ツ星生として自分だけの生き方を模索していきたいと思います。杉下由輝さん、いつも貴重な機会をありがとうございます!