特別公開講座 JAXA職員 藪﨑大輔氏による社会人講座  

夏期講座前半の締めくくりに、特別公開講座として社会人講座を開催しました。

「社会人講座」は、定期的に様々な業界の第一線で活躍される方をお招きし、業界の話やその方の生き方等さまざまなお話を聞き、進路の一助とするものです。(前回の社会人講座の様子はこちら。)今回は、夏休み期間ということで、保護者や地域の中学生にも参加してもらえる「特別公開講座」と銘打ってJAXA職員の藪﨑大輔氏をお招きし、先月打ち上げられたH3ロケットの話や、JAXAの仕組みについてのお話を伺いました。

司会進行の二人。なんだか興奮気味です。

 

話の中ではワクワクするお話がたくさん。例えば・・・”ロケット発射時は、開発者は地下数十メートルの場所にいるため、打ち上げの様子を生で見ることができない”や”種子島はロケットの輸送ができるように道路標識が高い位置についている”等々トリビアを教えていただきました。

普段私たちが見ることのできない写真や映像に参加者たちは興味津々。食い入るように見入っていました。

休憩時間には、質問に行く生徒もいました。

さらに、JAXAでの1日のお仕事の内容や、藪﨑氏の高校・大学時代の様子などをお話しいただきました。決して勉強一筋ではなく、小学校から高校まではサッカー、大学ではアメリカンフットボール部に所属し、練習漬けの毎日だったとのこと。

藪﨑氏の優しい人柄に、宇宙と関わるJAXAという遠くに感じていた仕事が身近に感じることができたのではないでしょうか。

 

最後に藪﨑氏から”何かを目標を始める時期に遅いはない。やりたいと思ったときに全力で挑戦してほしい”と力強いメッセージをもらいました。

参加者の皆さんの感想を紹介します。

宇宙は子供の頃から好きたったので、今日JAXAの開発者の方からロケットエンジンの開発について詳しく聞くことができて、とても楽しかったです。ロケットが発射される瞬間の映像は見ていてとても感動しました。

 

JAXA現役職員の方のお話を伺うことはなかなかない、大変有意義な講演内容であったと思います。ロケットの製造過程のお話であったり、種子島での打ち上げ作業であったり、興味深い内容で、とても勉強になりました。

 

ご講演ではロケットの開発の一端を垣間見られ、興味深かったです。お人柄を感じさせる進学、学生生活などのエピソードや前向きな姿勢に、プロジェクトリーダーたる所以を感じました。

 

ロケットのワクワクする話しを聞けて楽しかったです。また進路選択も参考になりました。筑波・種子島宇宙センターに行った事があったので、より理解が、進みました!ありがとうございました。

 

藪﨑氏、ありがとうございました!!