「龍の口竹灯籠」「松竹大歌舞伎」での活動に参加しました

たくさんの地域の皆様との活動を通して、進路選択の可能性を広げる一ツ星の課外活動。様々な活動において多くの方々に見守られながら、生徒たちは可能性をどんどん広げてがんばっております。

今回はそんな生徒のがんばりを評価いただき、藤沢市観光協会様よりボランティアとアルバイトへの挑戦の機会をいただきました!

1つ目は、10月25・26日に藤沢市片瀬にある龍口寺にて行われた「龍の口竹灯籠」イベントにて、当日の誘導や灯籠の管理のボランティア、そして、イベント終了後には、次年度のための竹灯籠収納のアルバイトへの挑戦です。

イベント当日は、心配だった雨も止み、幻想的な秋の夜の演出をお手伝いができました。担当の生徒たちは、来場者の案内誘導や竹灯籠のロウソクの着火等の世話係として活動しました。外国人を含む多くの方がご来場くださっていたので、英語での案内の機会もあり、培った英語力を生かすことができました。また、ボランティアとして大学生や大人の方も多く参加されていたそうで、幅広い世代間での交流もありました。

竹灯籠収納のアルバイト当日の朝は激しい雨に降られ、どうなることかと心配しましたが、作業が始まると雨も止み、順調に作業を終えることができました。

ボランティアもアルバイトも、周りの方に優しく見守っていただき、大きな達成感を感じながら無事に終了することができました。

2つ目は、10月31日に藤沢市民会館で開催された「松竹大歌舞伎 藤沢公演」運営スタッフのアルバイトへの挑戦です。

舞台設置のための大道具を運ぶことがメインの力作業ということで、一ツ星カリキュラムの1つ、フィットネスクラブでの体育の授業にて鍛錬を重ねている力自慢の生徒たちが参加しました。

初めてアルバイトに挑戦するという生徒たちも数名おり、多少の不安の中、戸惑いながらのスタートでしたが、実際に作業が始まると、担当の方に指示をいただきながら、自分たちができることから懸命に取り組みました。自身の力不足を悔いる生徒もおりましたが、周りの方々に温かくサポートしていただきながら、無事に終えることができました。日常では見ることができない舞台の作り方や、そこに携わる方々のプロの仕事ぶりも学べ貴重な体験となりました。演者さんに励ましの声をかけてもらった生徒もいたようで、人生において忘れられない時間となったようです。

そして、この「松竹大歌舞伎」ですが、観覧希望者の生徒たちにと特別鑑賞券をいただきました。

藤沢公演では、歌舞伎座では行っていない主役の中村隼人さんによるご挨拶や見どころの解説、そして写真タイム等のサービスもあり、特別感がありました。

初めて歌舞伎に触れた生徒たちは本物の美技、迫力に感動しておりました。日本の伝統文化について深く知る貴重な機会となりました。

いずれの活動も、充実した学びの多い素晴らしい機会となりました。藤沢市観光協会様及び関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました!