「第2回海底ウミソコ再発見in江の島」に参加しました!

6月8日午前9時、一ツ星生は江の島の湘南港ヨットハウスに集合しました。気持ちのよい風の吹く快晴の下で、生徒たちは期待と緊張でそわそわしています。

この日一ツ星生は、チームFUJISAWA2020主催イベント「第2回海底ウミソコ再発見in江の島」に参加させていただきました!

「チームFUJISAWA2020」とは、2021年に開催された東京オリンピックをきっかけに生まれた組織で、ボランティア活動がもっと身近になるように、さまざまな分野の活動情報を掲載し、気軽に応募ができる取り組みを行っています。現在は湘南工科大学が藤沢市より委託を受け運営を行っています。

「第2回海底ウミソコ再発見in江の島」は藤沢市が抱える環境問題への認識を深め、またボランティア活動の機会を提供する環境保護イベントです。このイベントは、前年の第1回が好評だったことを受け、規模を拡大して実施されました。プロのダイバーと湘南工科大学の学生が協力して江の島周辺の海底を清掃するというプロジェクトなのですが、今回は一ツ星生も参加させていただきました!

当日の流れは、午前中江の島周辺のビーチクリーン活動を行い、お昼休憩を挟んで、午後は新江ノ島水族館のトリーターさんより講座を受けたあと、全体でディスカッションをするということ。

まずはビーチクリーン。一ツ星生のビーチクリーン担当箇所は江の島の西側でした。

なかなか人が入りにくいエリアということもあり、たくさんのゴミが落ちています。足元がおぼつかない中、慎重にごみを回収しました。

地域連携センター長の禹教授はスケールが大きくパワフルな先生で、明るく皆を労ってくださいました!

ダイバーやドローンによる活動の様子も間近で見ることができ、テンションが上がりました。

多くのゴミを回収した後はヨットハウスに戻り、みんなでゴミを分別します。この作業がなかなか大変で、市の職員さんや湘南工科大学の皆さんと一緒に、一つ一つ手作業で分別していきました。

お昼はご用意してくださったおいしいお弁当をいただき、元気をチャージ!

午後は新江ノ島水族館の木下勲トリーターより具体的なデータや事例を見ながら、海洋環境の現状と課題について教えていただきました。

大学生のドローンチームの発表もありました。堂々と活動について説明する姿はかっこよくて素敵でした。

そして最後は全体でのディスカッション!たくさんの大学生の中に入り、意見を交わします。

初めは緊張してうまくコミュニケーションができない生徒たちでしたが、優しい大学生たちにサポートされて、最後には積極的にやり取りができるようになっていました。

ビーチクリーン活動自体、意義のある素晴らしいものですが、今回は大学生の活動に加えていただき、さらに深い学びが広がったようでした。特に湘南工科大学の先生方のご指導とフィールドワークに取り組む大学生の姿は素晴らしく「大学での学び」を疑似体験させていただきました!一ツ星生の中には、今回の体験を通して、進路決定に向けた選択肢が広がった生徒もおりました。

チームFUJISAWA2020の皆様、そして、湘南工科大学の皆様、貴重な機会をありがとうございました!引き続き、何卒よろしくお願いします。