百人一首講座~講師の生徒が百人一首の魅力を伝えました~

今年も夏期講座にて生徒による講座「百人一首講座」を実施しました。

講師を担当した3年生Yさんは、百人一首の魅力を多くの人に伝えたい!という想いで昨年度の夏期講座で初めて百人一首講座を担当しました。
以降、定期的に講座を開催し、参加者も徐々に増えていきました。

今回はこれまで参加したことのなかった生徒も多く参加するということで、分かりやすさを意識して準備を進めました。

座学では、和歌を味わうことの楽しさを伝えます。

素晴らしい景色に感動したり、誰かを好きになって嬉しさやもどかしさを感じたり、と過去の歌人も現代に生きる私たちと変わらない感覚を持っています。
そのような事がより伝わるように、高校生が日常で使うような言葉を用いて現代語訳をしながら授業を展開しました。

 

参加者も真剣に話に聞き入っていました。

座学で和歌の魅力に触れたあとは、お待ちかねのかるた!
こちらも難しいルールに囚われすぎず、皆で楽しむことを意識して行いました。

上の句を聞いただけで札を取ることが出来た時には、「お〜!」と歓声が上がっていました。

かるたを通して、学年を超えた生徒間の交流も生まれた講座となりました。

 

最後に参加者からの感想を紹介します。

・知識も何もない状態で参加しましたが、説明も凄く分かりやすく、初めてでも凄く楽しめました! とっても楽しかったので次あったらまた参加したいです。

・久々に百人一首を楽しむことができて嬉しかったです! プリントが分かりやすくて相変わらず凄いな、と思いました。楽しい講座をありがとうございました!