次年度の畑プロジェクトの打ち合わせ@一ツ星畑

来月からの新しい生徒達の受入れに備えて、現在様々な教育カリキュラムの再編をしています。今日はそんなひと場面をご紹介。

一ツ星で借りている畑にて、次年度の区画の調整や、新年度の生徒向けの講習会の打ち合わせを行いました。

ここでせっかくなので、一ツ星畑の3段階の目的をご紹介。

1.生きた食育として
生徒は実際の畑作りから始めて、野菜の種まきや栽培、そして収穫できたら調理実習まで行います。

➡サポート付き貸し農園「シェア畑」https://www.sharebatake.com/

2.SDG’sとボランティアの実践として
藤沢の子ども食堂と連携し、生徒が育てた野菜を持ち込んで、小学生達と共にご飯作りをします。

➡藤沢子ども食堂「たんぽぽキッチン」 https://tampopo-kitchen.jimdofree.com/

3.ビジネス体験と地域コミュニティへの関わりとして
教員が運営しているレンタルスペースにて、地域の方向けのプチマルシェを開催します。

➡学びのレンタルスペース「BE-SPACE kugenuma」https://qr.paps.jp/v3PSE

湘南一ツ星は農業高校や商業高校ではないので、それらの分野の専門的な学習は難しいかもしれませんが、「自分の手で作った作物を、自分の手で調理して頂く」「自分達で努力して収穫したものが、誰かの笑顔につながる」「自分達が生み出したものが、誰かに必要とされ、対価を受け取ることができる」という、どんな生徒の未来にも深い影響を与えうる経験を提供できるような学び舎でありたいと思っています。それがひいては、生物と化学を学んで管理栄養士になる意義を深めてくれるだろうし、現代と教育を学んで社会学を追求するモチベーションになるだろうし、経済と地域活性を学んで公務員を志したり、会社を興すきっかけになるかもしれません。

だから、〈知識〉×〈実践〉×〈社会〉の学びは、繋がってこそ生きると思っています。