一ツ星史上初となる体育祭「群青祭」を開催!

一ツ星ではこれまでも様々な行事を生徒と共に作り上げてきましたが、体育祭は昨年度から希望の声も多く上がっていました。

実行委員を中心に夏休み中から準備を開始。
「運動が得意な生徒も苦手な生徒も皆が楽しめる体育祭」をテーマにゼロから構想を始めました。

体育祭の名称も実行委員が考案したいくつかの名称の中から、一般生徒に投票してもらい決定しました。
生徒投票で決まった名称の「群青祭」には、「群青=青(一ツ星のテーマカラー)が群れとなり集まった深い青。また、今回の体育は一ツ星生(青)全員が楽しく参加できる行事にしたい」という想いが込められています。

2枚のポスターも在校生が描きあげてくれました。秀逸な出来栄え!

2学期が始まるとパフォーマンス練習や団旗制作等、実行委員のみならず様々な生徒が群青祭を盛り上げようと関わってくれるようになりました。


慣れながらも協力する1年生、先輩にも後輩にも負けられないと意気込む2年生、受験勉強の合間を縫って練習に励む3年生。
準備期間を通して、学年の絆が深まっていきました。

迎えた当日。
学年対抗ということもあり、担任団にも気合が入っています。バチバチ✨(笑)

 

ここからは、プログラムごとに様子をお伝えします。


①開会式・準備体操


各学年の団長の元気な挨拶と共に始まった群青祭。

準備体操として行ったのは、ある実行委員生徒の地元である小田原市の体操「小田原百彩」。
簡単で面白い動きが癖になる体操に緊張感のあった雰囲気も和やかになりました。

②ボールリレー


各学年4人1組で板を持ち、その上に乗せたボールを落とさないようにリレーしていく競技です。
思ったよりも転がるボールに苦戦しながらも、生徒たちは楽しそうに競技に参加していました。

 

③綱引き

全員参加の学年総当たり戦。各学年作戦を立て、競技に臨みました。
「オーエス!」「せーの!1・2!」等各学年大きな掛け声が響きます。
勝利を手をたたき合って喜ぶ生徒たちの姿が印象的でした。

④大縄

各学年前半組と後半組に分かれて大縄を飛びます。皆で数を数え、励まし合っていました。
生徒たちも一体感を感じ始めた様子でした。

 

⑤パン食い障害物競走

「袋ジャンプ」「ピンポン玉運び」「ブルーシート潜り」「パン食い」という4つの障害物を乗り越えゴールを目指します。
出場者の名前を呼びながら応援していました。

 

⑥パフォーマンス対決

有志生徒によるパフォーマンス対決。約1か月の練習期間、学院での練習に加え各自自宅での練習に励んできました。
パフォーマンスが始まると会場は大盛り上がり!学年関係なく掛け声をかけたり一緒に踊ったりと非常に良い雰囲気でした。


圧巻のパフォーマンスに審査員の教員も点数を非常に悩まれていました。

パフォーマンスを終えると参加した生徒からは「今までの練習よりも本番が一番うまくいった!」という声も聞こえてきました。

⑦棒取り

体育館中央に置かれたアイテムを自陣に持ってくるという競技。
特に男子の戦いは白熱し、応援している生徒も大興奮でした。

⑧借り人競走

お題に書かれた生徒や教員を見つけ出し、一緒にゴールする競技。
「〇〇市出身の生徒」「犬好きの人」等定番のお題から「実はもっと話してみたい人」「男前の先生」というユニークなお題まで種類は豊富。
競技を通して自然と新たな繋がりが生まれた様子でした。

⑨全員リレー

群青祭を締めくくるフィナーレは、全員リレー。
学年ごとに最後の円陣を組み、意地とプライドをかけた熱い戦いが始まりました。

各学年約40名でバトンを繋いでいく中で転倒やバトンミスがあっても、お互いに声援を送り合い最後まで懸命に走りぬきました。

⑩閉会式

「全員リレー」「パフォーマンス大賞」「総合優勝」の発表と表彰を行いました。
勝利した学年は喜び合い、惜しくも敗れてしまった学年も勝利した学年を称えていました。

最後に感想を一部紹介します。

・最初は運動が苦手で周りの人の反応が不安だったけれど、実際やってみるとみんな応援してくれて今までで一番楽しかった体育祭でした。(1年生)

・学年全員が参加する競技は特に団結力を感じた。今までで一番楽しめた体育祭だった。このメンバーで出来て良かった。(2年生)

・コロナの影響で出来ていなかったので高校生活初の体育祭でした。 どこの学年も仲の良さが伺えたし、本気で勝ちにいこうっていう姿勢があってみんなカッコよかったです。(3年生)

 

群青祭を通して、団結して取り組むことの難しさやそれを乗り越えた先にある喜びといった大きな学びを得た事でしょう。

そして、限られた準備期間かつ前例のない体育祭開催の為に、約1か月の準備期間の間全力で走り抜け、当日の運営も皆が主体的に動いていた実行委員生徒たち。
どうしたら多くの生徒が楽しめるかを本気で考え形にしようとした結果、皆の思い出に残る素晴らしい群青祭となりました。

本当にご苦労様でした!