第2回保護者対象親子コミュニケーション勉強会を開催しました

これまでにない新しいスタイルの学校において、「自らの足で立ち、新しい世界に挑戦できる人になってほしい」という思いの元、様々なことにチャレンジしている一ツ星生たち。

そんな生徒たちを温かく見守り、支えてこられた保護者の皆様と一緒に、「高校生」のお子様とご家庭でどう関わるのが良いのかを考える「親子コミュニケーション勉強会」を開催いたしました。担当は、前回と同様、心理カウンセラーであり、学院長補佐として日頃生徒と関わっている新田です。

第1回コミュニケーション勉強会は5月に開催されました。

その際には、年度初めということもあり、一ツ星生の特徴やよく発生する事例を元にシミュレーションして今後の備えとなるようなワークを実施しました。

https://hitotsuboshi.jp/保護者対象コミュニケーション勉強会を開催しま/

年度末開催の今回は、一ツ星生にとってのこの1年を振り返りながらお子様の成長を感じていただき、また、来る新年度に向けて、より良い親子の関係づくりを考えました。

まずは、感動の卒業式の余韻が残るおめでたい教室にて中川学院長からの挨拶。

その後、新田学院長補佐を中心とし、「メンタルが底まで落ちている時の対応」や「進路や進学について話をしたがらない時の対応」など、具体的な状況に置いての対応を知りたい、というご要望にお応えする形で話を進めました。

まだ思春期と重なる高校生の時期は、見た目は大人に近づきますが、心はもやもやした不安を抱え、アイデンティティ確立に向けて失敗を重ねる時です。

周りの大人にできることは、見守ることと話をまっすぐ聞くことだけ。

他者の意見にとらわれず、自分の感覚を大事にして自分の足で進むこと。失敗も成功も糧となります。

その歩みを、黙って見守ることの難しさ。

保護者の皆様も、そして、現場の教職員も、子どもたちの未来を思うが故の葛藤に揺れる毎日です。その先につながる子どもたちの成長、自立を信じて見守っていくことが大切だと話し合いました。

終了後書いていただいたアンケートには保護者様の思いをたくさんご記入いただき、担当者は感動でした。

一ツ星生の「今」を共有しながら、共に「未来」を考える時間は、とても豊かで幸せな時間でした。

保護者の皆様、お忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。

次年度も開催予定です。これからも保護者の皆様と一緒に一ツ星ライフを作って参ります。