一筆箋 ~ひとの心の種込めて~

梅雨が明けましたね。でもまだ藤沢には過ごしやすい涼風も吹いてきます。

ここのところ、ありがたいことに、
より多くのお問い合わせや資料請求のご要望を頂くようになりました。
ご連絡を受け、宛名を書き、パンフレット、募集要項と、学校説明会のご案内を封入します。

でもまだ送りません。次に大切なステップがあります。
一筆箋に、お手紙を書きます。
送る相手に思いを馳せながら、手書きします。

「ことば」の由来は「ことのは」で、古くは古今和歌集の序文に
「やまとうたは ひとのこころをたねとして よろずのことの葉となりける」
とあり、心を「種」に、ことばを「葉」に例えられていたそうですね。

素敵な表現でもありますし、何より、ことばの葉の元には、「心」という種がある、
これがことばの本質を見事に表していると感じます。

心がこもった言葉ならば、人を温かくし、
心ない言葉は、時に相手を傷つける。
ことば、と、こころ、はとても大切な関係ですね。

私達は、一ツ星の事を知ってくれようとする方に、
感謝や、熱い思いを伝えたい。
だから、手書きして、心という「種」を込めたいと思います。

伝わったらいいなぁ。