青年海外協力隊OB木村剛氏によるフロントランナー劇場 ~ラテンアメリカを通じた国際理解~

1学期最後のフロントランナー劇場は、青年海外協力隊OBの木村剛氏を講師にお招きし、「ラテンアメリカを通じた国際理解」についてお話をいただきました。

木村先生は、1991年から2年間、青年海外協力隊員として南米のコロンビアに赴任され、土壌・農業の分野で活動されました。

帰国後も、中南米諸国の開発支援事業に携わり、2006年には「NPO法人 グローカル研究所」を、2015年には「株式会社 グローカル研究所」を設立(“グローカル”とは“グローバル”と“ローカル”の折衷造語)。現在もJICA(独立行政法人国際協力機構:Japan International Cooperation Agency。青年海外協力隊等の派遣元)と連携しながら中米・カリブ海諸国の発展に寄与されています。

「中南米」、特に「中米諸国」や「カリブ海諸国」は、多くの生徒にとって馴染みが薄く、日頃あまり意識に上らない地域なだけに、お話は非常に新鮮且つ興味深く、講義終了後も木村先生に色々質問している生徒もいました。

世界には色々な国や地域があり、それぞれに深い歴史があるということを、

そして、言語や文化の違いがあっても、心の持ち方や人と接する姿勢次第で、人と人とは繋がれる可能性があるということを、

木村先生の体験談を通じて生徒は感じてくれたのではないでしょうか。

木村先生、ぎっくり腰で体調芳しくないところ(合掌)、貴重なお話をいただき有難うございました。

木村先生を含め、1学期のフロントランナー劇場でご協力いただいた皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

来学期も、ますます充実した社会人講座を展開していきたく思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2021年7月12日