生徒が講師の夏期講座!「浴衣着付け講座」「百人一首講座」を実施☆彡

一ツ星では、「郷中教育」の仕組みや考え方を適宜活用した教育活動を行っています。
(郷中教育については、コチラをご覧ください。)

現在行っている夏期講座でも生徒による講座を2つ実施しましたので、紹介させていただきます。

■「浴衣着付け講座」

講師を務めたのは、2年生女子Nさん。
Nさんは、入学式にも着物で出席し、普段から着物や浴衣で登校することもあるほどの和装好き。
「和装の魅力を知ってもらい、もっと身近に感じてほしい」という彼女の想いから今回の講座を開催するに至りました。

講座は、座学と実践の2部構成で行われました。

座学では、着物や帯の格等和装についての知識を学びました。
受講した生徒たちは、講師であるNさんの知識の深さに圧倒された様子でした。

座学の後は、いよいよ実践!浴衣の畳方、浴衣の着方、帯の結び方と順番に教えてもらいます。
Nさんが描いたイラスト付きの資料を参考に皆で浴衣を着装していきます。

浴衣を綺麗に見せ、長く楽に着るにはどうしたら良いのか、着付け方のポイントも併せて教えてくれます。
見事全員が自分で浴衣を綺麗に着ることが出来ました!

講座終了後も自分で練習をしている生徒もいました。この講座を通して和装を身近に感じたことでしょう。

参加した生徒の感想(一部)
・和服がすごく好きで色々知りたいと思ってたので教えてもらえてすごく楽しかったです!まだ自分1人では着れなさそうだけど家に浴衣や着物があるので練習してみようと思いました!(2年女子)
・講師のN先輩の教え方がとてもわかりやすく、自分一人でも着付ける事ができました!いつか夏祭りにも行ってみたいので、そのときは今回の経験を活かして、自分で浴衣を着てみたいです。(1年女子)

■「百人一首講座」

講師を務めたのは、2年女子Yさん。
日本文化が好きで百人一首もほぼ全首そらんじることが出来るというYさんは、「百人一首の楽しさを多くの人に伝えたい」と講師に志願しました。

特に、座学の百人一首の楽しみ方紹介では、「この作者がスゴイ!」「この歌の文法がスゴイ!」等Yさん独自の視点で歌を解説しており、受講した生徒も味わい深い百人一首の世界を楽しんでいました。

最後は、皆でかるたに挑戦!
Yさんが上手に読み手を担当してくれたこともあり、白熱した戦いになりました。

受講した生徒からも「今後もかるたを定期的にやりたいです」と声が上がるほど充実した講座になりました。

参加した生徒の感想(一部)
・掛詞や歌の背景の詳しい説明があり、とても興味深く思いました。 また、試合を行うことができて嬉しかったです。(2年女子)
・とてもわかりやすく、楽しかったです!狙っていた札を取れた時、すごく快感でした!また開催してほしいです!!!(1年女子)

今回講師を務めた二人は、約1か月前から準備を進めてきました。
資料を何度も作り直し、プレゼン練習を何度も重ね、この日を迎えています。

本番を終えた生徒に話を聞くと、「自ら講師をやることでこれまで以上に知識が深まり、人に魅力を発信していくことの楽しさを知ることが出来た」「講座をより発展させていきたい」と語ってくれました。
努力を惜しまず講座を作り上げる彼女たちの姿勢には感心させられました。

Nさん、Yさん、素晴らしい講座をありがとうございました!