プロ棋士青野照市さんをお招きして新校舎開所記念イベントを開催しました

新しい校舎への移転を記念し、特別ゲストとしてプロ将棋棋士の青野照市先生をお招きしてスペシャルイベントを開催しました。

9月1日始業式では、在校生と共に移転を祝いましたが、今回は卒業生や保護者様、また地域の方にもご参加いただきました。学院としてこれまでの皆様への感謝の思いとこれからの意気込みをお伝えしながら、新しい学院生活の門出をみんなで祝う会となりました。

ここではそんな一日の一部をご紹介したいと思います。

まず第1部は新校舎開所記念式典ということで、在校生に加えて、ゲストの青野照市先生、元藤沢市議会議員で片瀬こま保存会事務局長の杉下由輝さんを始め、日頃一ツ星の教育活動にご協力くださっている地域の皆様や保護者様、そして卒業生など多くの方がご参列くださいました。

まず、生徒制作による設立からここまでの一ツ星の歴史をまとめた動画を見たあと中川学院長よりお話がありました。

これまでの皆様への感謝の思いを熱く語られる中川学院長。ここまでの道のりにおいて、多くの皆様に支えられてきたことを改めて実感しました。

そして、来賓の杉下様よりご祝辞を頂戴いたしました。

いつも一ツ星生を温かく見守ってくださる杉下様の励ましのお言葉が胸に深く響きました。

卒業生代表、在校生代表の言葉は、いずれも学院長に向けて「一ツ星を作ってくれてありがとうございます」というもの。

きっとこれ以上嬉しい言葉はなかったと思います。

そして1部のクライマックスは、テープカット!

会場の皆様による「せえの!」の掛け声に合わせ、参加者の心が一つになった瞬間にテープがカットされました。湘南一ツ星高等学院の新たな歴史の幕開けです!

続く第2部は、青野先生の講演会と多面指しを行いました。青野先生は現役最年長プロ棋士で、著書も多く、また、国際普及に力を注ぎ、外務大臣表彰も受賞しておられます。

今回は「最年長棋士としての飽くなき挑戦 〜行くべき道には鐘がなる〜」というタイトルで、プロ棋士として長年将棋の世界にいらっしゃる青野先生ならではのエピソードをお話くださいました。普段なかなか見ることのできない将棋の世界について知ることができました。なかでも、「多くの経験を通じて、計算ではない判断力や感性を磨くことが大切である」というお話は、まさに一ツ星の教育にぴったりでした。

その後は、在校生、保護者、教員関係者など9名が参加し多面指しを行いました。同時に9人を相手にしてどんどんとコマを進める青野先生。50分という時間でしたが、あっという間に過ぎ終了時間に。青野先生の凄さを体感した参加者の顔には多少の疲労と共に清々しい笑顔が溢れていました。将棋を知らない人でも将棋の奥深さ、面白さを感じることができた時間となりました。

一部二部ともに、多くの方に支えられ、見守られながら成長している一ツ星らしい温かなイベントとなりました。

ご参列くださいました皆様、本当ありがとうございました。これからも湘南一ツ星高等学院は更に良い教育を目指し邁進してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いします!

新校舎開所記念イベント、午後は在校生メインのお祝いパーティに続きます。