”Explore the world” 視野を広げよう ~国際理解講座 ドイツ編~
地域のプロフェッショナルをお招きする社会人講座の国際版。
ドイツ出身のエルフリーデ氏にお話しいただきました。
日本にはもう25年間住まれており、ガーデナーとして活躍されています。
そんなエルフリーデ氏が、ドイツと日本の違いやドイツの文化など、いろいろお話くださいました。
ドイツの教育の違いには、生徒も教員もビックリ。
小学校卒業と同時に3つの中から進路を決定。しかも、ドイツの小学校は4年間。つまり10歳(小学4年生)で将来を見据えた選択をしなければならないのです!
①ギムナジウム:大学に進学する為の資格試験(Abitur)が受けられる8年制の学校。人気なだけに競争率は高く、小学校卒業時の通信簿が日本の5段階評価の平均4.5以上の生徒でないと入学する事ができない。
②レアルシュ-レ:将来専門分野などで活躍したい学生が進学する実務学校。専門大学に進み、手に職をつけてその道を極めたいという子どもが選択。
③ハウプトシューレ:日本で職業訓練校や専門学校にあたり、職人、美容師など手に職をつけたい学生が通います。卒業生の多くが就職。
さらにドイツでは、大学進学や就職前にインターンシップを経験したり、海外で働いたり等、見聞を広める活動をすることが一般的だそうです。
また、ドイツには部活動がなく、地域のスポーツクラブに参加することが普通。数多くのクラブがあり、週1~2回程度練習するようです。異なる学校、異なる年齢の子供たちが一緒にスポーツを行い、そこで新たなコミュニティを作る。そんな仕組みが整っているようです。
1つのスポーツを長年継続することは少なく、エルフリーデさんは、バレエ・テコンドー・乗馬・テニス・空手等いろいろなことに挑戦してきたそうです。
そして、ドイツと言えばソーセージ!この写真を見るだけでドイツに行きたいと思ってしまいますよね!?
他にもドイツのカルチャーや歴史など多岐にわたるお話があり、また、エルフリーデさんのユーモアあふれる話し方に生徒は魅了され、楽しそうに聞き入っており、アッという間に終了となりました。
最後にエルフリーデさんが
”「Explore&Challenge」どこにでも行けるし、何でもできる。笑顔で何でも挑戦してください”
生徒たちにメッセージを送っていました。
講座に参加した生徒は多くの刺激を受けたようです。
旅行や違う国に遊びに行くフットワークの軽さは陸続きだからこその考え方だなと思い、島国とは考え方が違って面白かったです。知らないことを知るのは楽しい、explorerの考えはとても刺激的でした。自分の足でもう少し行動してみようと思いました。
ドイツについて、誰もが知ってるような有名な物から、ドイツに実際住んだ人にしかわからない利点など幅広く様々な事が聞けて、とても興味深く、面白かったです!!日本との比較もとてもわかりやすくて面白かったです。ぜひまた機会があれば、お話を聞かせていただきたいです!
ドイツやヨーロッパに興味があり自分の知らないことをたくさん学べた。小学二年生から万年筆を使うのは驚いた!
クリスマスの希望の大きさには驚いた。12月に毎日プレゼントをもらえるなんてすごい!
Danke schön(ありがとう)!