地域と共に歩む一ツ星 ~藤沢エリアで創業を目指す人たちにエール②!~

藤沢商工会議所は、藤沢地域の産業界の振興発展のために各種活動を展開されている公益経済団体であり、一ツ星も大変お世話になっています。(中略)この藤沢商工会議所が主催される活動の1つに、藤沢エリアで創業を目指す方々を支援する「独立Navi」というセミナーがあります。10年以上前から毎年秋に開催されている当セミナーは、合計5日間の日程で、創業に必要な様々な知識獲得や識見深化を図るというもので、非常に好評を博されています。この一環として、過去の当セミナー修了者で実際に創業した方から経験談を聞くという講座があり、この度、本校の中川学院長がその講師を務めました。

上記は、2021年9月16日に当「活動紹介等」に掲載した記事(こちら)の一部ですが、この度、再び同趣旨のご依頼をいただきました。前回はコロナ禍真っ只中ということで中川学院長が藤沢商工会議所に出向きましたが、今回は、学舎の内覧も兼ね、一ツ星にて十余名の皆様をお迎えしました。

藤沢商工会議所から中川学院長に依頼された講演テーマは「創業=開校の動機」「経営者としてどんな苦楽があったか」「創業希望者への助言」等々。これを踏まえて、開校から現在に至るまでの4年間を振り返りつつ、創業や経営について語る学院長の話に、また、理想の教育を追求・具現化しようとする熱い思いに、そして、過去の自分と同じくゼロから何かを創り上げることを目指される方々への温かいエール・メッセージに、受講者の皆様は、時に笑い、時に感動を共にしながら、熱心に聴き入っておられ、質疑応答の時間でも活発なやり取りが行われました。

また、折角の機会につき、3年生の生徒2名にも話してもらいました。1名は新入生として入学し、一ツ星で3年間を過ごした男子生徒。1名は2学年時に他校から転入学した女子生徒。間もなく卒業を迎える2人は、大勢の大人を前に、多少緊張しながらも堂々と、一ツ星への入学動機や学校生活の感想をそれぞれ立派に語ってくれました。

その後、校舎をご案内し、来たる2/17(土)・18(日)に開催する文化祭についても紹介(文化祭準備の様子は こちら )。放課後ながら残って熱心にそして楽し気に準備に励む生徒たちの様子もご覧いただけました。第3回目となる今回の文化祭は、先月発生した能登地震で被災された方々へのチャリティー(バザーや募金箱設置等)も予定しています。「微力であっても、社会の為に自分たちにできることをやる!」という一ツ星の教育理念を感じていただく機会になったかも知れません。

一ツ星の教育は、単に学内での活動に留まるのではなく、藤沢市をはじめ、湘南エリアを中心とする地域の方々からご協力や連携機会をいただいて行うボランティアやインターンシップ等を通じ、社会性を育むことも主眼に置いています。そんな本校にとって、藤沢商工会議所には引き続き様々な形でご助力をいただくことになると思いますので、今後とも何卒宜しくお願いします。そして何より、創業を目指されている受講生の皆様の行く手、幸多きことを祈念申し上げます。